おわびとお知らせ(1月12日)

投稿日時 2022-01-11 15:00:00 | カテゴリ: 更新情報

おわびとお知らせ


1月5日,私たちの研究チームのまとめた論文(英文)が,米国医学会の医学雑誌 JAMA Network Open に掲載されました。この論文は,浜松母と子の出生コホート研究に参加された方々の協力の上になり立ったものです。あらためて,HBC Study 参加者のみなさまに心より感謝申し上げます。

この論文発表を受けて,1月9日,静岡新聞に「就寝遅い児童,不注意傾向 習慣改善,有効の可能性も」と題する記事が公表され,「ADHD症状 就寝遅い児童に強い傾向 浜松医大など研究発表」という題でYahoo!ニュースを含むオンライン記事に転載されました。この記事の表題や内容の一部が「遅く寝るとADHDになりやすくなる」という誤解を生み出しかねないものでした。HBC Study参加者の皆さまをはじめ,日ごろ私たちを支援してくださる皆様には,今回の報道を通してご心配をおかけしたことを申し訳なく,おわびいたします。

静岡新聞社にはすぐに連絡を取り,Yahoo上の記事については既に削除されております。研究チームとしては、皆さまに再びご心配をおかけすることのないように、今後は、研究内容を正しくわかりやすく発信していくよう一層努めてまいります。

今回の研究は「入眠時刻がADHDの原因になるかどうか」を調べた研究ではありません。また臨床現場でも,「遅く寝ることがADHDの原因になった」と断定できる事例に出会うことはありません。多動性や不注意と入眠時刻が遅いことのあいだに見られた関係がなぜ生じたのか,さらに研究を進めていく必要があります。記事では紙幅の都合で紹介できなかった本研究の全体像や示唆についてこちらにまとめております。ご興味を持たれた方はこちらをご一読いただければ幸いです

今後も,子どものよりよい発達やウェルビーイングを支える研究や社会への発信を行うべく,さらなる努力を行う所存です。HBC Study 参加者の皆様,また日ごろ当センターの研究事業を支えてくださる皆さまにも,今後ともよろしくお願いいたします。



2022年1月12日 HBC Studyチーム 土屋賢治




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